7/7 (木) 滝巡り第二弾 白谷沢から棒ノ折山 |
7月7日、七夕、小暑。
暦の上では「小」暑と言っても、今日の予想最高気温は35度を超えています。
こんな時の「ちょこっとソロ隊」の行く先は、やっぱり滝の側。
奥武蔵の名栗湖から白谷沢を遡り、
奥多摩との境にある棒ノ折山(棒ノ嶺とも。996m)まで。
平日朝の名郷行バスは、名栗湖に向かう「さわらびの湯」には寄らないので、
手前の川又名栗湖入口BSで下りて、車道を歩いていきます。
有馬橋を渡ったところの公衆トイレ前のベンチでサングラスや日傘の支度をして出発。
あまり舗装道路を歩きたくなくて、
そこから直接さわらびの湯へ行く細道を行くことにしましたが。
えーと、橋を渡って、ちょっと山道を行く?
なんだか本格的な山道になってきた、方向も違うような…
これって、帰りに下りて来るつもりの「滝ノ平尾根」コースじゃないかしら。
そういう時は、元の地点に戻るのが鉄則であるからして、と。
さっき見逃した標識にちゃんと「滝ノ平尾根経由棒ノ嶺」って書いてありました。
少し戻って立入禁止のコーンを無視して別の道に入っていくと、
さわらびの湯BSの横に出ましたが、
暑い中、なんだか損しちゃった気分ではあります。
赤い矢印が今来た道、四角で囲んだ橋が先ほど渡ってしまった赤い橋、そこから伸びる点線が滝ノ平尾根。
まぁこれで、ちゃんと名栗湖へ行けるはずです。
しかし、登山口まで25分カンカン照り車道歩きは、覚悟の上とはいえ厳しい。
しかも初めのうちは緩やかながら上り坂ではありませんか。
歩き出すや、もう汗が滴り落ちてきます。
なんて気を紛らわしながら、ダムの堰堤にやってきました。
入口にある白谷の泉もずっと水が涸れたままみたい。
滝はどんな様子か、心配になってきました。
親亀、子亀の順番が逆の白いキノコ。
前に来た時より水量は少なくても、元気、元気。
この間に天狗の滝というのもあったはずなんだけど、あれ? どれだったかな。
水が跳ねる、光が躍る。
水と光が戯れるさまは いくら見ていても飽きることがなく、
今日はもうここまででいいような気にもなったりして。
でも周回して滝ノ平尾根の出口をちゃんと見届けてこなくてはね。
さて、このあたりで水とお別れ。
暫くして林道を横切ると、ちょっときつい上りになりました。
残っている萼がもう少し長いと、兜の鍬形という名前の由来がはっきりわかるのだけれど。
山の形の平らな実の方に注目してカブトソウでもよかったかもしれない。
前から気になっていた三角の葉っぱに小さ~い花が咲いています。
ここで右へ曲がって尾根伝いになるんですが、
階段ってどうしてこう歩きにくいんでしょう。
さっきの休憩から1時間たったし、ここでお昼にしちゃいましょう。
木蔭に入れば吹き抜ける風も心地よく、皆さんここでお昼ですね。
空にはトンボが群れ飛んでいて、
黒いゴマ粒点々の空の向こうに、大持山、武甲山が並んでいます。
飛行中のトンボ一匹捕獲。
雲もプカプカ、気持ちのいい眺めが広がってはいるんですが、
こんな日は日向は敬遠したいものです。
幸いすぐに林の中に戻って、白地平の展望台を過ぎると、あら、また車道です。
ちょっとがっかりしながらも、出会った若者としばらくお喋り。
ここまで、このマウンテンバイクを担いで山の中を登って来たんですって。
重さは15,6キロ。
テント装備ならそのくらい普通でも、ザックのように担ぎやすくないでしょうに。
で、これからどっちに行こうか思案中とのこと。
若者が言っていたとおり、木の根が絡み合った急な下りでした。(振り返って見上げる)
気を付けて行きましょう。
栃葉人参、確かに葉っぱはトチノキそっくり。
しかし、人参とはこれ如何に? え~、朝鮮人参の仲間だそうです。
橋の袂で見かけたシジミチョウはなぜか逆さまにお食事中 (?)。
さて、今日はもう一ヶ所行ってみたい場所があります。
県道53号線を挟んで向かいの山腹に鍾乳洞があるそうな。
やっぱりひんやり涼しいに違いない。
続く
★ 西武秩父線飯能駅0740/0745-(国際興業バス 名郷行 ¥620)-
河又名栗湖入口BS0830/0840-さわらびの湯BS0900-有馬ダム0910-
白谷沢登山口0925-藤掛の滝0955-白孔雀の滝取付き1015-東屋跡1050-
岩茸石1110-権次入峠1140-棒ノ折山山頂1155/1225-権次入峠1235-
岩茸石1255-公衆トイレ1435-尾須沢鍾乳洞登山口1445-鍾乳洞1505/1540
-時間調節・着替-河又BS1625-(飯能駅行バス)ー飯能駅1710
★ トイレ:有馬橋たもと、さわらびの湯BS
私も誰かのスマホを借りてやってみましょ。
(まだ旧態依然ガラケーなんです(^^ゞ
ところで、梅雨が明けたら新幹線で山形まで。
大朝日岳に登る計画があるんですよ。
また覗いてみて下さいね。お楽しみにぃ。