12/17 (日) 陣馬山へ : シモバシラの様子を見に |
そんな時は遊ばなくちゃ。
そこで高尾山の次は陣馬山の番、というわけではないけれど、
9月に花の咲いていたシモバシラがどうなっているか見に行ってきました。
藤野駅発和田行バスは一台増発されました。やっぱり陣馬山は人気のお山。
陣馬登山口で半数が下りたけれど、栃谷尾根へ向かうのは私の他は2組3人だけです。
皆さん、一ノ尾根から登るようですね。
左:さっそく目に入った鮮やかな瑠璃の珠。
リュウノヒゲの実は、すぐシワシワになるシオデと違って長いことつややかでよろし。
右:プルプルのミヤマフユイチゴ。そういえば食べられるんだっけ?
このトキリマメの別嬪さんなこと。
これに出会えただけで長い車道歩きも報われるような、とっても幸せな気分。
早くから富士山が顔を出すのも嬉しい。
今日は風が強くて雲が舞い上げられているみたい。
民家の横を抜けて畑の中を歩き出すと、
ほっこりしたオレンジ色はこの季節には何より。
ボタンヅル(多分)/ピンクがかったコウヤボウキの冠毛。
先頭の犬がちょっと近寄ってきただけで、
他の2頭とも唖然とする私には目もくれず走り去っていきました。
何かの仕事中なのかしら ???
飼い主らしい人も下りてきませんが。
枝に残ったまま乾いた葉がカサコソと音を立てます。
時々隣の一ノ尾根から風に乗って笑い声が届いたり。
ところで、今日久し振りにこのコースを取ったのは、
以前ここでシモバシラの大株を見かけたから。
でももうずいぶん経って、小さな株が残っているだけでした。
9月に薄ピンクの花をつけていたシモバシラを見てきましょう。
振り返ってみると冬木立の向こうで雲が動いています。
それが凍ってこんな氷の花になります。
うーん、まだ小さくて控えめ。
この斜面は日当たりがいいので、それほど期待してはいなかったけれど。
富士山は雲に呑まれてしまいました。
浮いては崩れて形を変えていく雲が面白い。
さて、そこから先にもシモバシラはあったはず。
軽く触れるだけでも崩れてしまいそうなこの脆さ儚さがまた魅力的なんですよね。
小さいけれど可愛らしい氷細工の数々。
大きさはちょうど防火漕の、って見回しても防火漕は見当たらない。
あれ、あんな遠くにありました。誰かがここまで動かしたみたい。
今日はこの底沢峠から下りてしまうつもりですが、
ちょっとこの先の伐採地を見てきます。
小鳥たちのお好みではないのかな。
センニンソウ(左)とメリケンカルカヤ(右)の綿毛は風に乗って飛び立つ寸前。
お父さん、まだ手を繋いでもらえているようです。
薄~いピンクの花がいっぱい咲いていたここのシモバシラには
氷の花はありませんでした。
明るい伐採地ではできてもすぐ融けてしまうでしょうね。
替りに見られたのは葉の落ちた痕にできる葉痕。
去年教えてもらってからなんだか目に入るようになりました。
茎と葉で水分や栄養をやり取りしていた維管束の痕が目や口に見えて面白い。
木の種類によって特徴があって、すぐわかるのもあり。
わからない方が多いけれど。
タラノキ/カラスザンショウ/?
北向きでも西側が開けていて(初めと終わりを除く)明るくて気持ちがいい。
この季節に歩くのは初めてなので、ちょっと期待してます。
★ 藤野駅0915-(バス)-陣馬登山口0920/0930-栃谷休憩舎1015-陣馬山
1150/1230-明王峠1315-底沢峠1325-伐採地往復-底沢峠1400-
陣馬高原下BS1455/1525-(バス)-高尾駅北口1600
🚺 陣馬登山口BS先、栃谷休憩舎、陣馬山頂上、明王峠、陣馬高原下BS
★ 画像はクリックで大きくなります。
陣馬山にこんな広場ができたのかな?
と思ったけれど
タイトルが陣場山となってるので
あれれ、違う山かなと思ったり…。
お茶屋さん別棟青い屋根の向こうに小さな山名標があるでしょ。
その周りがこの広場。右の山が連行峰。
手前の黒っぽいところは丘の影です。
「陣場山」って単純に初めに変換されたのを使っちゃっただけなんだけど、
昔はどっちの表記もアリだったみたいね。
でも今は陣馬山が主流だし、一つのレポの中でごっちゃになっているのも何だから、
こっそり訂正しました(^^ゞ
クリスマスが済んでようやくスイッチ切り替え。
お正月の準備にかかったところなんだけど、
年内にもう一回出かけられるかしら。きびしそ~
それでわかりました。
私もあそこの山名標識じゃないかと思ったんだけれど
この黒い部分が新しそうな道路に見えちゃったんで
???なんでした(^^ゞ
わたしもタイムリミットのあるちくちくに時間を撮られてしまったので
これから年賀状です。
山は厳しそうです(^^ゞ
私、ただいま年賀状印刷中。
美人さんのトキリマメ、get 、おめでとさんです。
それに、シモバシラやらいろんな実やら、ずいぶんと楽しめましたね。
冬はやっぱり 暖かな南側を歩くのがいいかなと思います。
最後の実は、私もこの前 高指山で見て、何かなと思ってましたが
もしかして、アブラチャン?
わかったら教えてね。
いい年の暮でした。
これで心置きなくお正月の準備を、ってあんまり関係ない?
これからは実も少なくなって寂しいから、
やっぱり雪景色でしょう。
最後の実はアブラチャン? 可能性ありますね。
私は全然見当がつきませんでした。
アブラチャンと言えばダンコウバイの実も見たことないので、
今度はもっと気をつけるようにしましょ。