12/30 (土) 歩き納めは赤ぼっこ |
この季節には心地よい日溜まりハイクが出来そう。
特に南側から多摩川を見下ろせるという「赤ぼっこ」は
惣岳山の先の「ソーヤの丸デッコ」と並んでその名前の響きも楽しくて、
前から気になっていました。
ということで青梅駅で下車、まず秋川街道を南に向かって歩きます。
そう言えば青梅の街は初めて。
なるほど駅のホームでも宣伝している通りレトロな街並みが続いていました。
オードリー・ヘップバーンが長いパイプを手にしている「ティファニーで朝食を」の看板の
隅に「元祖水ぎょうざ〇〇亭」の文字、その後ろのガラス戸には「天才バカボン」のママと
ハジメちゃんという、かなり飛んでる取り合わせも。
目当ての天祖神社がありました。
今日の長淵山ハイキングコースはここから始まります。
初詣準備中の職人さんに挨拶して階段を上り、社殿の脇を抜けて、
常緑樹と落葉樹、それに針葉樹の混じった林を軽く上り下りすると、
左手には広い墓地公園が開けていて、その縁を廻るように進んでいきます。
すっかり葉の落ちた道はお日さまぽかぽか、とっても気持ちがいいんですが、
大好きな赤い実はもう残っていないのかしら。
マウンテンバイクの一団が通り抜けていきました。
きちんと止まってくれるし、
なるほどここなら見ている方もひやひやしないで済みますが、
6~7組目に出会う頃には、うーむ…
ここまで来て廃棄物の処分場だということがわかりました。
可燃ごみを焼却した灰はセメントの原料の一つとしてリサイクル、
不燃ごみは砕いて埋め立てるのだそうですが、その後は…
難しい問題です。
姿形といい幹の模様といい、まるで生き物のよう。
名前はアカシデ。
なんて名札がついていなかったらわかりませんが、綺麗に紅葉するとか。
石垣の一部が残っていますが、何の跡なんでしょうか。
周りの木々に埋もれた地味なピークでした。
赤ぼっこはまだかなぁ。
そのうちに天狗岩を示す道標が出てきました。
あれ? 赤ぼっこは通り過ぎてしまったの?
心配ご無用、そのすぐ先が赤ぼっこへの分岐でした。
この開放感は実に爽快です。
岬のように突きだしたここからの眺望は、
西の大岳山から東にスカイツリー、都心のビル群のもっと南まで。
霞んでいるけれど肉眼では、筑波山、日光白根山も見えました。
元旦にはここまで登ってきて初日の出を迎える人たちも多いとか。
赤いザックを並べてみました(^^ゞ
この三角の先は御嶽山の奥の院でしょう。
手前の赤い橋は和田橋、今日はその奥の神代橋を渡って帰るつもりです。
それから分岐に戻り、また寄り道します。
急な木の階段を降りて登り返すと天狗岩。
先客さんが「素晴らしいですよ~」って声をかけてくれました。
でも反対の梅ヶ谷峠入口の方から登って来たので、赤ぼっこはこれからだそうです。
「もっと素晴らしいですよ~」
向こうの丘は青梅丘陵、今度はあそこを歩きましょう。
ここにも何かできるんでしょうか。
それとも無花粉スギへ植え替えるんでしょうか。
直進は「梅ヶ谷峠(行き止り)」。でも途中の愛宕山までは簡単に行けるはず。
時間もたっぷりあることだし、ちょっと様子を見に行ってみましたが、
さっきの分岐へ戻って梅ヶ谷峠入口に向かいます。
こんなに長い影を引いて歩く緩やかな広い落ち葉道。
これなら初日の出の前に登ってくるのもそんなに大変ではなさそう。
油断してはいけません。
落ち葉の下には霜柱も隠れています。
今日の最後にテイカカズラの種髪が莢から飛び立った瞬間を目撃できました。
吉野街道へ出てからは宮ノ平駅には向かわず、日向和田駅へ。
手前の紅梅苑でお正月用の和菓子を買って、2017年納めのハイキングが終わりました。
★ 青梅駅0825-天祖神社0845-休憩所0910-旧二ツ塚峠0945-馬引沢峠
1005-赤ぼっこ1030/1100-(天狗岩往復)-愛宕山分岐1145/1205-
(愛宕山往復)-分岐1235-梅ヶ谷峠入口1310-日向和田駅1330
🚺 青梅駅、墓地公園、日向和田駅
でも、お散歩気分で歩けるのかと思ったら、マウンテンバイク通りとは。。。
平日なら静かなのかもしれませんね。
また トキリマメにご縁があったんですね (^^)
写真はボツでしたが、房総の方まで見渡せてほんとに広々した眺め。
軽く楽しみたい時は宮の平駅から行けばいいんだって気がつきました。
青梅から先の電車の時刻に合わせなければならないけれど。
そして、モチロン!平日にですね。
それはそうと、はなねこさん、初歩きは?
私、向こうの青梅丘陵の方を歩こうと思ったのに、
お天気と空いている日が合わなくて、これでもう冬休みもお終い。
これからどうぞ休みの日がお天気に恵まれますように。
こんなところが気になるって
どうやらホームグラウンドができたかな。
一人歩きも似合って来たみたい。
私はなかなか自分からは山モードにならないので
いいところがあったら誘ってね。
でも名前の由来はちょっと悲しい。
関東大震災で表面の土が崩れ落ちて、赤土がむき出しになったんだって。
とっても気持ちがいいんだけど、
遥々ここまで来ていただくには、ちょっと物足りないかもねぇ。