夏休みは終わったけれど:西穂高岳 (9.9-9.10) ① |
中の湯から焼岳を経て西穂山荘に泊まり、翌朝山頂に向かったけれど稜線上は風が強くて寒い寒い。「ねぇ、さっさと下りて温泉に入ろうよぉ」と相棒のpalletさんに頼み込んで、上高地に下りてきてしまったのです。
今回は西穂だけを目的にして新穂高温泉からロープウェーを利用しました。
9.9 (月)
松本駅には10:41発の臨時列車「リゾートビューふるさと」が停車していました。
右の写真は展望室、安曇野の山々を正面に眺めながら走ります。
でも、今日は平日なのに臨時列車が出るの?
改札口を出たら、いつものとおりコンコースからの山並みを眺めに行きましょう。
さすが「岳都」松本の表玄関、
蝶ヶ岳のずっと左から鹿島槍までの稜線が見渡せます。
(ちょっとジャマッコなビルもありますけどね)
今日は少し雲がかかっていてはっきり見えませんが、下の写真のように見えることもあるんですよ。
2009.9.11
(クリックで拡大します。)
この日は常念の左(「北アルプス」の「ア」の字の真上)に槍の穂先がちょっぴり顔を覗かせていました。
松本から新穂高ロープウェーまでの直行バスは8月25日でおしまい、今は平湯温泉で乗換えです。
ロープウェーを乗り継ぐと20分ほどで2156m。
終点の西穂高口駅展望台に上がると、雲の切れ間に西穂の頂上が見えました。
ヤッホー、明日お邪魔しま~す。
右の肩には小さく西穂山荘。あの稜線を歩くのね。
槍ヶ岳や笠ヶ岳を開いた播隆上人さまに御挨拶して、指差していらっしゃる方に進みます。初めは育ち過ぎのミズバショウの中の木道を行きますが、そのうち木の根や岩を越すようになると、そこここに赤い実が見つかって、た・の・し♪
ところで、このバラバラ加減は何?まだブログヒヨッコなのでレイアウトが思うようになりません。諦めて見切り発車、お見逃し下さい。
で、ホクホクと写真を撮っているうちに、小一時間で、あら、山荘です。
九月の平日とはいえ、不安定だった天気がようやく落ちついた週の初め。待ちかねた人々が出かけてきたようです。でも混雑というほどではなく、この日お布団は一人一枚。
本日のメニューは「信州松本名物」山賊焼き?
6時の夕食まで部屋で寝転んで体をほぐしたり、外でお喋りをしたりして過ごします。
(何もしないで、ただ山や空を見ているのも大好き。)
「どちらから?」「明日はどちらへ?」
これで初めての人とも前からの知り合いのように会話が弾んでしまうのが山小屋のひととき。
つくづく若さが羨ましい山ガールに出会ったり。
その頑張りに敬服するしかない先輩たちの話を聞いたり。
今日はまた今までとは違うスゴさの女性と同室になりました。私より数年上でしょうか。
どうスゴイかというと…
四国からは年に何度も北アルプスに来るわけにはいかない、と、
「明日は西穂を往復してから徳本峠、それから霞沢」…フムフム
「その後は槍」…エッ、もっと行くんですか?
「そう、鷲羽を越えて赤牛をピストンで」…アララ
「それから船窪、針ノ木」…ハァ、もしかして後立山も?一体どこで下りてくるんでしょう?
「朝日でおしまいにするつもり。25日には帰らなければいけないし」
えーっと、今日は…まだ9日です。
学生時代から山岳部で山に入っていた筋金入り、まだ女性の登山者が少なかった頃ですね。
それからも、ずっとずっと続けてきた、だから力の衰えもわかる、それに合わせて自分をコントロールできる、決して無理はしない、ときっぱりとおっしゃいました。
充実の「西穂文庫」
で、「山賊焼き」というものは…にんにくを効かせた醤油タレに漬け込んだ鶏肉に片栗粉をまぶした竜田揚げでした。なかなか美味しかった。
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第2弾も読んできましたが、こちらにコメ第1声書き込みますね♪
西穂レポ、楽しみにしてました。
さすがゆきさん、さらっと行ってきちゃったねぇ。
ペンキ◎印は、まるでゆきさんのために塗りなおしてくれたみたいに新しいのがなんだか可笑しかった。
これからの山レポや道草がうんと楽しみです。
私としても、まじめに書かなくちゃなるかなぁってちょこっとアセアセ
でもあるけどね(^^ゞ
慣れるまで大変かもしれないけど頑張って~♪
第1号のコメント、ありがとう。
西穂、とっても楽しかったよ。一緒に行けなかったの残念でした。
>私としても、まじめに書かなくちゃなるかなぁってちょこっとアセアセでもあるけどね
時々オマケのレポ書いてみて「ちゃんとしたのはこちらから」ってするつもりなので、よろしく。
それにしてもブログ始める時って大変ね。
秋晴れの下、悪戦苦闘してないで、どっかに遊びに行きたかった。
待ってました~♪
これから ゆきさんの鋭くて楽しい視線のレポを毎回見られるかと思うともう わくわくです。(^-^)
さっそくリンクさせてくださいね。
今回のポテトチップス雲も、ふふふです。
西穂側の独標からの下りはじめが少し楽になったと、どなたかのレポにありましたが、ゆきさんはどうだったでしょうね。
それから、レポにあったあのスラブがとても怖かった記憶があります。
まだ山に慣れていなかった頃ですが。
そんなところに一人で行っちゃうなんて、ゆきさん さすがですね。
ブログ開店、おめでとうございま~す♪
ブログ名がいかにもゆきさんらしくて、楽しくなって笑っちゃいました。
黄金色、白花畑、青空、雲、本も素敵で、ゆきさんらしい素敵なレポで、これからもとっても楽しみ。
西穂高岳、『あれっ・・私も行ったような気がするけど、景色、どんなだったっけ』って思い出したら、
『ガス・・・また来よう・・・』って思ったままだったのを思い出しました。(笑)
私もリンクさせて下さいね。(構成上、仮バナー勝手に作らせてね)
今度はこちらからも遊びに来させてもらいますね
やってみたけど、「はなねこ山」みたいな大人の女性のブログにはなりそうもありません (^^ゞ
背伸びしないでぽつぽつと。
独標からの下りは少し整備されたみたいな気がします。
初めの2、3歩だけだったから。
はなねこさんはその前に行ったんですよね、すご~い。
そうそう、北岳同じ日だったんですね。
乗合タクシーのことなんかあっても快調だったようでなにより、
これでもうばっちりですね(^^)v
ステキなバナーありがとうございます。
皆さんから開店祝いの花輪を頂いてしまうと、早々と引っ込めないなぁ…
>西穂高岳、『あれっ・・私も行ったような気がするけど
行く前に皆さんのレポを参考にさせてもらおうとしたんですよ。
そうしたらsanpoさんはガスガスで途中の写真がない、
はなねこさんは1回目は開店以前で、2回目は御主人の靴が合わなくて独標まで。
知ってる人のレポが一番心強いのにね。
さっそくお出で下さってありがとうございます。
この夏は不安定な天気が続きましたけど、
これからは秋空の下、奥多摩が楽しめますね。
これからもよろしくお願いいたします。
mie-mieさんからコメントをいただけるなんて! 光栄です。
Hgさんのところでいつも尊敬と憧れの気持ちで拝見しているのですもの。
で、「山賊焼き」トリアゲルですか…
うーん、確かに微妙、でも信州名物としては絶妙なネーミングとも言えるかも。
なんか民話にありそうですよね。(信州の方ごめんなさい)