「むさし野」 |
東京谷中の千代紙屋さん「いせ辰」の手拭い。
白と藍の染め分けで二つの山の稜線を表しているという機智に富んだデザインは
明治の漆芸家、柴田是真の考案した意匠で、
それからず~っと「いせ辰」に伝えられたきたもの。
100年以上にもなりますが、そんなことを感じさせない斬新さです。
ひっくり返すと
我が家にも30年くらい前からあるけれど、もったいなくて使えません。
時々取り出して、ふふ、眺めてはまた仕舞ってしまいます。
ってフレーズがあったような気がするんだけれど思い出せない。
ここまで単純化して二つの山を同時に存在させるってすごいデザインね。
>ここまで単純化して二つの山を同時に存在させるってすごいデザインね。
でしょ?
筑波と富士、いろんな学校の校歌で一緒に歌われているみたい。
で、palletさんのところからも両方見えるのよね?
私の方は筑波山は見えないの、つまらん。
ススキの原の「むさし野」なのに。
説明を聞いてから見るとなるほど〜と関心してしまう!
簡素化されているのに洒落ていて、うふふ♡と思わせてくれる。
ちょっと北欧のデザインを思ちゃいました。
日本にもこんな洒落たデザインが。
で、家紋とか和菓子のシンプルデフォルメっていうのもステキですよね。
って買ってきちゃうの。困った、困った。