9/3 (土) 高尾山の麓で ( 2016年秋 ) |
前線に台風に、とうとう夏山第二弾がないままに八月も終わってしまいました。
しかもしばらくぐずついた天気だそうです。
金曜の晩遅かったので、土曜の朝は思いきり寝坊して、
横になったままぼんやりと空を眺めて…
あの雲なかなかいい感じ、
こんな空も今日限り?
家でグズグズしているなんてもったいないんじゃない?
アカネの花も、気になっているトキリマメの花も、まだ早いと思うけれど、
ともかく秋の雲と秋の花に会いに行きましょう。
バスを降りるとさっそく蝶々が出迎えてくれました。
そして、大きな黒いアゲハはとうとう止まってくれなくて、
ただただ眼で追いかけるばかり。
じっとポーズを取ってくれました。
さて、次の場所を見にいくと。
初めてみるトキリマメの花、こんなに小さいとは予想外でした。
6,7ミリくらいしかありません。
同じくマメ科で似たような黄色い花が咲くノササゲの3分の1。
莢は太っちょのトキリマメとスリムなノササゲと形は違っても、
全体的にはあまり変わらない大きさなのに。
ともかくここのトキリマメ、今年は大豊作みたい。ムフフフフ。
散ったばかりのカツラの葉は香ばしいお醤油の香り。
沢沿いの涼しさは、都心の残暑が嘘のよう。
なんだか見覚えのある色が眼を掠めていきました。
続けて二本、左から右へ、右から左へ。
ここから列車が見える? あの高さに?
急いで時刻表を確認すると、確かに上りのあずさと下りのかいじが通過する頃ですが。
あわわ、慌ててカメラを取り出しているうちに、ポットの中のお湯が全部流れ出しちゃった。
うーむ、線路はあんなに上の方のはず…
14時27分、かいじ112号新宿行通過。
これは、葉っぱが落ちた頃に確かめに来なくちゃ!
と、この日はとうとう山には登らず、麓で遊んだだけで満足して帰ってきたのでした。
こういう遊びって、巷で流行っているポケモンGOよりずっと面白いような気がします。
( ポケモンGO、まだやったことないけど )
そうそう、秋の花は、
クズ、クサボタン、ミゾソバの他に、
ボタンヅル、ゲンノショウコ、アキノタムラソウ、オハグロソウ、クルマバナ、ヌスビトハギ、
フジカンゾウ、ミズヒキ、キンミズヒキ、ママコノシリヌグイ、シュウブンソウ、オオヤマハコベ、キツリフネ、マツカゼソウ、ノギクやハギの仲間等々、咲き乱れていました。
★ 葉の落ちた樹間を走る列車はこちら
キチョウの黒い縁取り、よく撮れてるね、素敵。
ちょっとお散歩気分で高尾へ行けるのがほんとに羨ましい。
わが家からだとやっぱりなんだかんだと一日かかるものね。
ゆきさん、きれいな赤と黒が見られそうですね。
あわてて お湯をこぼしちゃったくだりには、思わず ニヤリ。
お楽しみが、またひとつ増えましたね。
palletさんの旅行中、一人でも二回目の夏山に出かけようと思ったのに、
とうとうお天気と日程が合わなかった。
キチョウの縁取りはカメラのお手柄なんだけど、貴重な写真でしょ。
でね、あの場所から線路ってあの高さ?
流れと線路と道路と山道と、どうなってるのかなぁ。
あ、palletさん、旅行レポ、まだ?
今年はきれいな赤と黒をたっぷり見られそうで、とっても楽しみ。
でも山は街よりずっと季節が早くて、お花ほどではなくても、
油断するといい状態を見逃してしまうかも?
はなねこさんも、会いたいお花が同じ時期にたくさんあって、大忙しでしょ?
お湯をこぼしちゃったの、笑わないで下さいな。
お蔭で、優雅なアフタヌーンティーのはずが台無し。
この季節もたくさんの蝶が見られるんですね。
トキリマメ、聞いたことのない名前だったので
グーグル先輩で調べてみました。
吐切豆(痰切豆・種は痰を切る薬になるという俗説)
赤いさやがはじけると可愛らしい形で、
珍しいものなんでしょうね。
山の麓の秋の花の自然観察も楽しそうです。
yakoさんのブログ、見るからに美味しそうな記事が続いていますねぇ。
ぼっちゃん達が羨ましい。(と、うちの息子達が言うかも)
トキリマメはそんなに珍しくはないはずなんですよ。
でもなかなか気がつかなくて、去年の秋は高尾山通いをしてしまいました。
やっと見つけた記事↓、見ていただけると嬉しいです。
http://korukoyuki.exblog.jp/25088874/
でももうお年頃を過ぎていたので、
今年こそ、ピチピチの魅惑的な実を狙っています。
その他にも、秋の花や実がいっぱいなので、やっぱり高尾山通いは続きそう。
で、ハワイのレポだったら、
9月1日にアップしたのだけでお終いだけど??
そうよねぇ、あの高さだと道路だと思うんだけど、
画像の楕円の中は車なのかしら???
って拡大して首を捻ってるの。
レポは、えっ、そうなの?
って見直したら、後ろに本文がついてた。
初めの一枚で予告編かと思っちゃったの(^^ゞ