7/7 (金) 甲武信岳 (毛木平からぐるりっぷ) ① 千曲川源流沿いに |

ということで、行ってきました、甲武信岳。
実は、私、甲武信岳は初めてなんです。なんとなく登り残してしまった山。
甲武信小屋の小屋番さんが「シャクナゲもいいけれど、コケの季節を勧めたい」と言っていたのを思い出しました。
なんか最近リタイアに向けて、落穂拾いをしているような気がしないでもないけれど(^^ゞ


川上村特産のレタス畑が広がる中を登山口の毛木平まで行く途中、ベニバナイチヤクソウの群落が続いていました。花は終わってしまっても実と萼と茎の赤さで林床が照り映えるほど。
毛木平に着いたのは10時半近くで、駐車場に数台止まっていた車の人たちはとっくに出発したようです。
提出が義務付けられている登山届をボックスに入れて、私たちも歩き出します。




このあたりはまだそぞろ歩き。






ちょっと、ゆっくりし過ぎたかしら。この頃一休みの時間も長くなってきたような気がしますが、ま、いいでしょ。

苔の美しい季節は花が寂しいので、一本でも出会うと嬉しい気がします。




甲武信岳まで1000mの標高差があるというのに。
と心配になったりもしますが、時々こういうところもあるから大丈夫。



新しい橋の方が長くて高い…けれど、やっぱりそっちですね。



ところで水源はまだ?、もうそろそろでもいいはずだけど、歩くのが遅くなった上に休憩が長すぎて時間の目途がずれたかも。GPSがあれば確認できるけど道を外れているわけではないから、なんてぶつぶつ言いあっているうちに、開けた場所に出ました。

ここから滴り落ちるのが千曲川の初めのひと雫。
今日は枯れ気味で水溜りも澄んでいるとは言い難く、少し下の流れで持ってきた空の
ペットボトルに水を詰めました。家に帰って煮沸してから緑茶を水出しして味わうつもり。

でも体も慣れてきてシラビソやコメツガの林の中を気持ちよく登っていくと、
あらら、日帰りでもう下山してくる人達とすれ違いました。

やっぱりね、こういう分かりやすい、見慣れた形の花にほっとしたりして。




また明日に期待しましょう。



以前登った時は風が強くて、ここでこうしていじけてたんですって。
若き日の思い出のポーズらしい。
それからまた樹林帯を下って15分ほどで甲武信小屋に到着です。

★ 甲武信岳 (毛木平からぐるりっぷ) ② 十文字峠経由
★ 千曲川のみなもと
【 オ マ ケ 】

@ 信濃川上駅
1375は清里- 野辺山間の J R 鉄道最高地点の標高に因んでいます。
★ 東京0652-(あさま601)-佐久平0818/0831-信濃川上0945-
(川上観光タクシー0267‐97‐2231@¥6500)-毛木平1020(トイレ有り)
★ 毛木平1035-ナメ滝1245/1300-水源地標1440-縦走路1520/1530-
甲武信岳山頂1600/1615-甲武信小屋1630 (この他大体1時間ごとに休憩)
それにしても、きれいな苔の道ですね。
前夜の雨が味方してくれた?今年はこのあたりも雨が少ないのかしら
翌朝の様子、楽しみです。

はなねこさんも、近くに行ってらしたんですね。
国師があんなに気軽に行けるようになるなんてね。
最近どこも雨の降り方が極端になったようです。
このあたりも今年は少なかった、なんて聞いていたら、
翌日は短時間の大雨。私達の下山後でしたけれど。
でね、久し振りの高い山だったので帰りの車中は二人ともぐっすり、
夏山の相談まで辿り着かなかったんです(^^ゞ
前半、後半で分担する?
というか、まぁまぁ。