7/28 (金) 金剛の滝 |
今日は朝から雲が広がって少し涼しいので、思いついて秋川丘陵にある金剛の滝までイワタバコの様子を見にいってきました。家から最寄駅までもバスという徹底的にお手軽ハイクです。
初めのうちは平坦な日蔭道なので、余裕でヌスビトハギやハエドクソウのズームアップに挑戦してみたり。(左のヌスビトハギ、クリックして見て下さいな。可愛いでしょ)
キンミズヒキやセンニンソウはお日さまの下で、やっぱりこの時期の里山歩きは厳しい。
ハグロソウにハナイカダの実
あっ、ちょ、ちょ、ちょっと待って、じっとしてて。
このコバルトブルーの翅の持ち主は、さっきのカラスアゲハ?
今日はずいぶんいろいろな蝶に出会えました。
左:ベニシジミ(?dではなさそう) 中:アキノタムラソウにモンキチョウ(??) 右:イチモンジチョウ
左:ダイコンソウにモンシロチョウ
中:ヒメジャノメかな、コジャノメかな。ボケていて斑点の数はわからない。
右: 翔んでいた時はルリシジミの♀かと思った瑠璃色に黒い縁取りだったのに、
翅を閉じたら丸っきり地味なこちらさんはムラサキシジミ?
蝶はカメラに収めるのも難しい上、雌雄、翅の裏表でまったく模様が違う、春型夏型でも異なったり。しかも角度によって色が変わって見える場合も、なんてますます大変。でも、翔んでいる姿を目撃しただけでも嬉しいものです。カラスアゲハとイチモンジは流れの側で、他は道端で。
まだまだ蕾も残っているけれど、地面には散ってしまった花も多く、
雌滝から奥の雄滝へは岩を穿って短いトンネルができています。しっかり鎖に捕まって、と。
ひとしきり蝶々やイワタバコと遊んだ後、座り込んで一服としたいところ。でも崖が迫っていて石ころなんか落ちてくると困るので、ちょっと戻ってから。
凍らせてきたレモンエールが喉にしみる~ぅ。
パッと見た雰囲気は違っても、ミズタマソウの特徴は備えています。
でも水玉がちょっと細長いかも。ナガミノミズタマソウ、なんちゃって(^^ゞ
(追記:同じアカバナ科ミズタマソウ属のウシタキソウのようです)
遠くてよくみえないけれど、やっぱりクモの巣?
パソコンに落として拡大してみたら、ちゃんと周りの枝葉に向かって放射状に糸が張られて、裏には持ち主らしいクモが張りついていました。黒い肢もちょっぴり突きだしています。
赤い実はお馴染みだけど、花にはお初にお目にかかります。
よく見ると、なんだか花弁にぽつぽつと薄いソバカスがあるみたいで可笑しい。調べてみたら、分泌物を出す腺点だそうです。ふ~ん。
夏の低山歩きは、暑いだけでなく下草も虫も鬱陶しいと敬遠していましたが、それぞれの標高で、それぞれの季節に、それぞれの営みがあるのだと改めて気がつかされた一日でした。( しかし、暑かった。やはり朝早く出かけなくてはね )
★ 広徳寺1215-金剛の滝分岐1235-金剛の滝1300/1330-分岐1345-
沢戸橋1430
★ 金剛の滝周辺の案内はこちらから
★ 花や蝶の名前の間違いに気がつかれたらお知らせ下さい。
特に蝶の名前はアヤシイです。
★ 写真はクリックで拡大します(時々ボケてます)