5/21 (月) 高尾山あちらこちら |
本日の花と蝶
と富士山
思いっきり高尾の山をさまよってきました。
( う~ん、さまようって、この前の鶴寝山のようなしっとりとした新緑の中を
あてどなく歩き回る方が相応しいのかもしれないけれど。)
今回は一応のお目当てがあったんですが、
ともかく足の向くまま気の向くまま歩いてみました。
一応お目当ては二つ。
それからラッキーだったら出会えるかもと期待を抱いていった花が一つ。
お目当てその一は。
このへんてこな花を自分で見つけてみたい。
子供の頃読んだドイツのお話に「ウマノスズクサ」という名前が出てきました。
そんな変な名前の花、ほんとに日本にあるのかなぁ。
図鑑で見てみたら、何これ? その姿も実にヘンテコリン。
というわけで頭の隅っこにあった花。
高尾山ではたくさん見られるとのことだけど、今まで遭遇したことがなかったんです。
( 大人になってみたら、ナガバノスミレサイシンとかヒナノウスツボとか、
もっと変な名前の花がたくさんありました。)
もう一つのお目当て、トチバニンジンの花は、
去年の道端では株を見つけられませんでした。多年草のはずなのに。
ラッキーだった方はこちら。うふふふふ。
そうそう、そのベニバナ版は少し遅れて咲くんだっけ、と。
前から気になっていたので、一応下調べをして見当をつけては行きました。
でも花が開いてから散るまではたったの2,3日という短さなので、
タイミングよく出会えるかどうかは運次第、日頃の心掛け次第だったというわけ。
これが山野草とは思えないようなあでやかな花です。
それからエビネ / キンラン
一人静、二人静……六人静。
一人で歩いていると、つい、こんなことをして遊んでしまう (^^ゞ
若葉のころから秋までずっと葉が紅い種類もあるということだけれど。
オカタツナミソウ / ワニグチソウ
黒いアゲハなんか見かけても見かけても捕まえるのは大変。
とわかっていてもつい追いかけて、ようやく捉えた一羽、とその影です。
ホトトギスやツツドリの声も聞けました。
コジャノメ / イチモンジチョウ / コミスジ
左:アサギマダラが止まっているとヒメジョオンも特別な花に思えてきたり。
中:作り方のお手本そっくりのオトシブミの揺籃。落し文ではなく吊るし文型。
右:去年からお馴染みになったキアシドクガの蛹。
気がつくようになってみると、あちこちにぶら下がっています。
左:コウゾではないかしら。
中:ハナイカダ
右:?
大きな白い4枚は花弁ではなくて苞片で、
本当の花は中央のボールの所に淡緑色の小さな花が集まって咲くんですって。
だから今は実になりかけているところ。
左:マユミの木に咲いていた花、はマユミの花ですよね?
右:サルナシ
小さなヒメハギ / 大きなハギ、萩というと秋のイメージですが、もう咲き出してました。
他では見かけたことがない、というのは不思議。
高尾山ってほんとに植物の種類が多いですね。
ちょうど盛りのいろいろな種類のウツギや、おいしそうに色づいたイチゴ達、
それからナルコユリ、ウマノアシガタ、スイカズラ、などなどなど、
とても載せきれません。
左:イナモリソウ
右:冬の初めに莢から飛び出す白い種髪がお気に入りのテイカカズラ
ふ~ん、セッコクってこんな花だったんですね。こんなに近くで眺めるのは初めて。
って、歩き疲れて下りはケーブルカーを使ったのが分かってしまうかな。
★ 画像はクリックで拡大します。
【 オマケ 】
ずいぶんとたくさんのお花に出会いましたね。(^^)
いつ出かけて行っても何かしら楽しいことがあるお山だけれど
今回は初見のお花も見られて、いつもよりテンションアップしたかも。。。
なんて、レポ読みながらニヤニヤしてました。
あまり楽しかったので、次の週もまた行ってきたんですよ。
前の分のレポなんかほっといて。
そうしたら、またまた初めての見ものがあって!
はなねこさんに教えてもらったものもちゃんと確認してきました。
でもはなねこさんこそ、遥々北海道であんなにたくさんのお花に会って、
テンション上がりっぱなしだったでしょ?
ご主人のお顔を想像してニヤニヤしてます。
なが~いお付き合いだから、今更?