2018年 12月 30日
12/2 (日) 日曜日の高川山 |

暖かな日が続いていた12月の初め、palletさんからお誘いのメールが入りました。
「久し振りにどこか歩きませんか?」って。
そこで思い付いたのが、以前思いがけない紅葉に出会って大はしゃぎをした
高川山からむすび山のコース。

鶴ヶ鳥屋山を眺めながら自徳寺の墓地の横を通り過ぎていきます。
この一画に、10年ほど前まで山頂で登山者に親しまれていた犬のビッキーのお墓があるそうです。

この先直進する沢コースと分かれて、左の山道へ入っていきます。
沢コース途中の玉子石というのを見てみたい気もしたけれど。
このあたりは前回の様子をあんまり覚えていなくて、
歩き始めは木の根の張った急な登りだってことをすっかり忘れてました。

「女坂行こっ!女坂!」とpalletさんが迷わず提案。
私も、一も二もなく賛成してそちらへ。



富士山が見えるはずなので、時々振り返って確かめながら歩きます。
ほら、すこし霞んでいても、やっぱり嬉しい。
結局この日は、これが唯一の富士山だったのでした。

山頂までもう少しだけど一休み。
それから笹の繁る中をジグザグに登ると、高川山山頂です。

幼稚園の年中さんくらいの小さな子までいますよ。

しっかりした登山靴、こんな小さなサイズがあるのね。(モンベルは16センチから)

はしゃぎ回っています。
こんなたくさんの仲間なら順に着回して活用できる、
なんてケチンボのおばさんは考えたりして。
でも上の女の子のピンクの靴はとても新しそう。
山用品屋さんへ行って、ちゃんと足に合わせて買ってもらったのかな。
そうだったら、もう嬉しくって張り切っちゃいますよね。

高川山は「秀麗富嶽十二景」の11番目に挙げられているほどの山なのに、
この日はとうとう山頂からは富士山の全容は見られませんでした。
山頂標の後ろの木箱には、ビッキーの思い出を綴ったノートが、
ビニールに包まれて大事に納められています。

4家族ほどのグループに今日はどこまで行くのか訊いてみたら、
むすび山を経て大月までですって。
それじゃ、私たちと一緒ではありませんか。頑張るなぁ。
先に行かせてもらったけれど、
すぐ後ろから声が聞こえてきて、ペースはあんまり変わらないみたい。

後に続く伝令(?)さんが「急になりま~す」と可愛い声で復唱するのが、
なんだか可笑しくて、クスッ。

すぐに岩だらけの急下りが始まって、しばらく気が抜けません。
私たちよりは脚が短いはずのチビさん達は、さすがに時間がかかっています。



そんな呑気な尾根歩きもやがておしまい。
またトラロープに頼る急な下りが待っていました。


このコース、結構アップダウンのある変化に富んだ山道です。

右手にはずっと桂川に沿った町がジオラマのように見えています。
あ、リニア実験線を取り損ねました。

昨日見てきたヤマレコでは、数日前にはまだまだ十分だったって。


ちゃんと座り込んでお茶の時間なんかにしていたら、
あ~あ、ついに抜かれました。
ちょっと大きい子たちのグループ?
いえいえ、チビさん達も混じっていましたよ。




しかし、あの急下りを登るのも大変では。
もっと年を取ったら、ここまでの散歩にしてもいいんじゃない? 等々。
それから、むすび山を経て車道に下り、大月駅まで歩いて帰りました。

6000系コミュータートレインを両脇に従えて待機。
子供たちが描いたそちらのヘッドマークもなかなか楽しいです。
ということで、紅葉には少し遅かったけれど
しっかり登って、しっかり下って、
山歩きらしい山歩きをした充実の一日でした。
★ 初狩駅0923-登山口0950-女坂男坂分岐1005-男坂合流1035-高川山
1055/1115-天神峠1255-峯山1310-むすび山1420-大月駅1455
🚺 登山届ポスト側に簡易トイレ
by koruko-yuki
| 2018-12-30 22:04
| 山歩き:2018
|
Comments(2)
チビちゃんの登山靴、
撮ってたのね(^^v
来年もどうぞよろしく。
佳いお年を♪
撮ってたのね(^^v
来年もどうぞよろしく。
佳いお年を♪
palletさん、靴ね、参考になるものね。
うちのチビたちのサイズ、16センチだった。
シュウ君たちも同じくらいでしょ?
でもまだ高川山は無理かなぁ。
こちらこそ、来年もどうぞよろしく。
うちのチビたちのサイズ、16センチだった。
シュウ君たちも同じくらいでしょ?
でもまだ高川山は無理かなぁ。
こちらこそ、来年もどうぞよろしく。

