（夏のご報告）８/23（土）村上山（1746.76 m）

　　　　　　　　　　　　　【 山頂の三等三角点 】

次の日は宿の裏山みたいな村上山に登ってみます。

嬬恋村のキャベツ畑が見えるとか、楽しそ。

浅間山も見えるはず

「休暇村嬬恋鹿沢」の建物の横を抜けていくと、登山口に続く階段があります。

その上の小さな広場を左に折れて村上山へ
なだらかな登りなのに、いつも歩き始めはきつい。
途中にはこんな岩もゴロゴロしています。

消えかかった赤ペンキで「五合目」とあるけれど、

いやいや、まだそれはないでしょう。

とっても素直に育って、お行儀のいいカラマツたち
少し急な登りをこなすと
道の真ん中に立つダケカンバが両手を挙げて（？）迎えてくれました。そこからはしばらく平らな道が続き、屋根の錆びた休憩舎が見えてきました。

山頂まであと一登りですが、喉も乾いたのでちょっと休憩など。
山頂はいかにも「裏山」らしい小さい原っぱというのがいいですね。

青い空にもくもくの夏の雲、しかし四阿山を隠してしまって残念

正面の浅間隠山も薄雲に覆われ、浅間山も白い雲の向こう

でも眼下には見渡す限りのキャベツ畑が広がっています。

嬬恋村では６月７月の２ヶ月で、なんと１億５千万個！のキャベツが収穫されるのだとか。

さすがにキャベツ一個一個は見えないですね。

実は内心期待しちゃったりもしてたんですが（＾＾ゞ

その原っぱでツマグロヒョウモンとキアゲハの♂が2頭3頭くるくると

追いかけっこをしています。

どちらも大きめのチョウだけに、なかなかの迫力があり、

ズミの木蔭に引っ込んでしばし見とれていました。

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さて、そろそろ。　

上田駅までの送迎バスは午後の１時です。

その前にもう一度ゆったり温泉に浸かって、

お気に入り前庭の寝ころんぼカウチでシラカバ林を眺めながら

パンとフリードリンクのコーヒーで簡単ランチを。

いいですねぇ、お昼近くなっても１４００ｍの高原は爽やかに涼しいはず帰り道では、朝食の時隣り合わせてお馴染みになった家族にも行き会ったり。

なるほど、整然と並んだカラマツ林は「列状間伐モデル林」なのだそうです。

１１時半に戻ってきたから温泉＆ランチに時間は十分だと思ったのに、

あれぇ、昼間の温泉は１２時からだって、

フリードリンクのレモネードも同じく。

それなら「かえでの小径」を一回りしてきましょう。

湧き出た温泉が流れ出して、ほわっと温かい。

湧水川沿いの小さな小さな湿原で

あ、トリカブト見っけ。

この日は小さなセリ科の花や咲き残りノリウツギにしか出会っていないので

嬉しくなりました。

　★　休暇村0850ー休憩舎0945ー山頂1000/1035ー休暇村1125

灼熱の東京を逃げ出してこんな短い避暑を楽しんできましたが、

嬬恋村でもクマの目撃情報だけでなく、

８月末には渓流沿いで男性が襲われて怪我をしたというニュースもあり、

困ったことです。